脊椎営業部

自社製品のすばらしさを伝えるため日々勉強

2020年4月入社
脊椎営業部

Profile

工学部生命医療工学科出身。東京営業所にて脊椎営業部に配属にされ、2年目。現在は千葉県全域を担当している。

この業界と帝人ナカシマメディカルを選んだ理由は何ですか?

医療機関で働く母の影響で地元岡山の大学で医療工学について学びました。当初は臨床工学技士を目指していたのですが、物作りの方面で医療に関わる仕事にも興味がわき、岡山県で医療系メーカーを探していた時、当社を見つけました。
当社は、岡山発のインプラントメーカーです。高い技術力と製品力を武器に世界に事業を広げている。こんな大きな会社が岡山にあるとは当時、まったく知らなくて。ここなら医療を通じて地元にも貢献できると思いました。もともと岡山が好きで地元企業で働きたいという希望もあり、迷わず志望しました。

どんな仕事をしていますか?

入社後、本社の岡山で製造に関わる研修を半年間受けた後、東京営業所に異動しました。そこでは医療に関わる基礎知識から脊椎に関する知識の研修を受けました。その後、先輩に同行して手術の立会い、OJT形式で営業などの実務的な業務を学び、2年目の2021年6月から本格的に単独で営業活動をスタートしました。担当エリアは千葉県全域です。
営業先の病院では自分より圧倒的に知識のある先生に自社製品をPRするので、毎回ドキドキです。説明するには自社製品の長所はもちろん、他社製品のことも知っていなければなりません。何度も上司や先輩にプレゼンの練習に付き合ってもらい、本番に臨みました。
また、製品を実際に使用する手術に立会うこともあります。万が一、問題が起きた場合は、今後に活かすために状況を記録して開発部に伝えなければなりません。大学で医療系の勉強をしていたので業務に不安はなかったのですが、大学よりも実践的な知識が必要ですから、結局のところ一から覚えなければならないですし、現場で学ぶことはとても多いです。
仕事で大切にしているのは、期限を絶対守るためのスケジュール管理。説明する際、結論から伝え、順序立てて話すことも心がけています。医師は多忙のため、いかに完結に説明できるかは大事です。

どんなところにやりがいを感じますか?

自社製品には絶対的な自信を持っているので、その点を共感してもらえるとうれしいです。つい先日、初めて新規採用が取れました。自分の説明がうまくできたことで医師に伝わり、採用につながったのだと思うとうれしいし、とてもやりがいを感じます。逆に悪い部分を指摘してくださる医師もありがたいです。否定意見があれば肯定意見も言いやすいですし。話術が得意ではなかったのに、そんなことができるようになったのも先輩たちに教えてもらったおかげです。

会社について感じていることは?

私が新人のせいか、いつも気にかけてくださり、質問すればしっかり教えてくれ、久々に会えば「調子どう?」と声をかけてくれます。そんな中で初めて新規採用が取れた時は、やっと期待に応えられたという思いでとてもうれしかったですね。

自分の成長や変化を感じるエピソードはありますか?

整形外科インプラントの世界では、知識や経験がないと難しいことから営業の新卒採用はあまり例がないそうです。だからこそ今の自分には勉強は必須です。製品の説明をするだけでなく、医師のニーズも聞き出しながら自社製品の魅力を伝える技術は身についたと思いますが、営業として学ぶことはあまりに多く、成長を感じるにはまだまだですね。
社会人になって変わったのは、自分が周りからどう思われているか、どうすれば好感を持ってもらえるかを考えるようになったこと。営業にとって自分の行動、身嗜み、話術などは重要ですし、目線や笑顔などは常に意識しています。明るい印象で向き合うとしっかり話を聞いてくださる気がしますね。

今後、どんなことを目指したいですか?

話す対象が一人であろうと大勢であろうと、常に自信を持って自社製品を説明できる営業スキルを身に付け、新規施設を獲得して会社の売上に貢献したいです。上からの指示ではなく自分の意思で仕事が進められ、後輩たちに的確な指示やアドバイスができる存在になりたいです。

後輩たちにメッセージをお願いします。

医療業界になじみがない人は、専門知識がないことに不安を感じるかもしれません。でも、当社は研修制度が充実していて医療に関する基礎知識はしっかり教えてもらえますから心配はいりません。真面目に研修に取り組み、やる気があれば大丈夫です。私たちと一緒に当社を盛り上げていきましょう!

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